【仕事はとりあえず3年続けないとダメ?】仕事辞めたいって言う前から上司がそんなこと言ってくるから辞めたくもなる。
こんばんは。おーえだまいこです。
私も入社して半年くらい経った頃、ベテラン非常勤のママにも同じようなことを言われました。
「仕事なんてもんはね、3年続けてようやく動きたいように動けるものだよ」
(そんなこと言われても、そもそも続けられるかがわからないよ)
もちろんママにそんなこと言えませんでしたけど!
でも、「本当にそうなの?」「3年働いて何が変わるだろう」と疑問に思うようになりました。
また、
会社をやめる前、お偉いさん方に「営業は3年やらないとダメだ」と言われたので、「なぜ3年なんですか?2年との違いは何?」と聞くと「それはお前、あれだよ。そういうもんなんだよ。分かるだろ」と言われた。
— キック@貯金1000万で独立ブロガー (@kikumer) 2018年6月14日
周りの友達は「なるほど、勉強になります!」って言ってたけど。
いや、分かるかー!!!
こちらのツイートがバズった!という記事を読んで、筆者の「考察力」*1が唸り初めてしまったので、この度記事にしようと筆を執った次第です。
この記事では、
・仕事は3年続けた方がいいのか、そんなことはないのか
・なぜ「3年」なのか
について話したいと思います。
1つ目の結論は「どちらでも良い。ただ、続けるならその理由が重要」です。
2つ目の結論は、ベテラン非常勤ママの一言に尽きます。
ちなみに筆者は現在入社2年目です。3年で辞めようとは思ってません。
そこそこしんどいけど「私はとりあえず3年は続けるべきだな」と思うに至った理由も、最後にお話しします。
本当の本当にしんどかったら3年続く前に死ぬ
まず、この場合は辞めるべきです。
「本当の本当にしんどい」状況とは
心や身体の健康を自分でコントロールできず、病院に行かなければいけない状況です。
身体は資本です。
無理して効率落ちて、動けなくなって仕事に穴が開いたら、自分も辛いし周りにも迷惑がかかります。
かくいう私も1年目の後半から重度の抑うつ(病とは違う)と体調崩しまくりでなかなかしんどめでした。
明日は行けると思います
ごめんなさいやっぱ無理だ…
とかしょっちゅうでした…
「熱下がったので今から行きます」と言ったにも関わらず、周りから心配されて「やっぱ休んだ方が良いんじゃない?」と言われるのが怖くなり、出勤して上司に声かけられた途端泣き出したこともありました。
大丈夫です、大丈夫なはずです。ウ、大丈夫なんですけど、ウァ〜;;
あの時みんな落ち着いていたけど内心びびっただろうな。
突然泣いちゃうなんて、どうした自分!?
って感じでした笑
私は、これ以降は潔く休むようにし、最終的に元気になったので、まあ良しとします。
不調の原因が仕事だけではなかったこともあり、これで辞めようとはなりませんでしたが、「次また同じ状況が来たら速攻で辞める支度しよう」と心に誓いました。
楽しく過ごせる時間を作れるなら辞めるのはまだ早いかも
それなりにしんどくてもたくさん食べてたくさん眠って休みの日は遊んで、それで元気を保てるなら、すぐに辞めるのはおすすめしません。
自分で元気を保てる余裕があるなら、仕事面でもしんどさを解消する手立てを考える余裕があるはずだからです。
仮にずっとしんどいままでも、仕事に日常を潰されずに生活することができているので、危機的状況ではないと思います。
生きるのが上手ってことです。
「何がどうしてしんどいのか」「何がどうなればしんどくないのか」できるだけ具体的に考えて、改善してみるともっと良いです。
【〇〇が嫌だ!で逃げるように職を変えた人たち】
「上司が・客が・業務内容が嫌だ!」を理由に、3年足らずで異動・転職を決意した人たち。
私の周りにもいますが、見る限り全くお勧めできません。
「上司が嫌」で異動した先輩は、異動先の新しい上司とも衝突し、同じことで悩んでいました。
「客が嫌」で転職した友人は、結局新しい職もサービス業で、客のクレーム対応に追われています。
「業務内容が嫌」で転職した先輩も、「その業務スキル」を買われて転職先が決まったわけなので、任されるのは同じ仕事です。
ストレス解消のために現状から逃げることはアリなのですが、次の就職先を「逃げ場」として決めてしまうと、同じ状況になる可能性を引き当ててしまうようです。
辞めたいきっかけはどうであれ、実際に辞めて新しい職を探す時は、「何がしたいのか」を基準にした方が良いでしょう。
原動力がポジティブな方が嫌なことは寄ってこないです。
職場の愚痴でストレスを発散するのはほどほどに
不満を言葉にするだけでは、満足できませんよ。その場しのぎの発散で3年経ってしまったら、何も改善されず、成長もしないまま「とりあえず3年続けないとダメだぞ」なんて言う使えない上司になってしまいます。
「何がどうなれば不満が解消されるのか」考えるのが大事です。
ここ、後ほど内容広げて記事にしたい!「【愚痴の良いとこ悪いとこ】ストレスを発散するのに愚痴を使ってはいけない理由」的なの書きます。
というか、本当の本当にしんどいのに続ける理由って何?
- 収入がなくなると生活できない
→転職でもコンビニや倉庫でアルバイトでも、生活できるだけの収入を得る方法なんていくらでもある - 上司に止められた時振りきれる自信がない
→せめてやってみてから「無理だった…」ってなればいい - 同期の視線が痛い気が
→そういう同期とは仕事辞めたらどうせもう会わないから関係ない。
一瞬で論破できてしまう
そんなあなたは、辞めたい気持ちばかりで辞めるときの状況しか考えてないのでは
辞めた後のことを想像しないから、一歩踏み出せないのではないですか?
仕事を辞めると好きな人やものに思いを馳せたり、友達と一緒や自分だけで過ごす時間を大切にできます。
新しい生活が始まるのです。
こんなわくわくで気楽な退職成功後を想像してみてください。
もー今すぐ辞めるか!ってなりませんか?
ちなみに私が今の仕事を辞めるとしたら、退職後はコメダ珈琲かパン屋でバイトしながらブログや創作活動に勤しもうと思っています!
カメラとギターとリコーダーにも時間を注ぎたいなぁ〜〜(⌒▽⌒)✨
まだやりたいことがあるので辞めませんけど笑
辞めたい人はさっさと辞めちゃえー!
3年働けば仕事が自分のものになる。
さて、辞めない方がいいバージョンの項目になりました。
辞めない方がいいのは、ズバリというか当然というか、「自分の意思で入りたい会社に入社できた場合」です。
第一志望の履歴書書いてる時の自分
あの部署でこうやって働きたい!そして…✨
って感じですよね。
自分で志望した会社なら、入社前の「こう働きたい」「こう働けるだろうな」といった夢や希望があるはずです。
まあ大抵、1年目からそうなれるわけないですよね。
想像するだけで経験がない状態で仕事がうまくいくわけありません。
でも、そんな1年目を「一体いつになったら…」なんて呆然としながら汗水垂らして過ごしてしまうのであれば、一生そのままだと思います。
物事というものは、「PDCAサイクル」に基づいて良くなっていくものです。
👆Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)→Plan(計画)を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する手法のことです。
そして、新人のPDCAサイクル1周目として「3年目」が妥当であるから「とりあえず3年」なんて言われるのです。
最初の3年はPCDAサイクルの1周目
Pの1年目…0からひたすら学ぶ。1年通してどういう感じで働くことになるかを知る。
Dの2年目(前半)…1年目で学んだ事を自分なりにやってみる。
Cの2目(後半)…慣れて来て上手くいったりいかない事が見えてくる。
Aの3年目…去年の試行錯誤を改善して仕事ができる。
↓
自分の働き方がわかる!
これが「3年」の内訳です。
なので、まず、あなたが入社前に期待していた「夢の働き方」は、入社してからできることではなく、入社してから達成すべき目標であることを忘れないでください。
そして、その目標がひとまず達成されるであろう時期が「3年目」なのです。
PDCAサイクルが1周し、社会人として1段階成長できるのが「3年目」くらいなのです。
結局「とりあえず3年続けろ」は正しいのか?
ここまで読んでくださっていればわかっている方も多いかと思いますが、「とりあえず3年」は間違いです。
とりあえず続けてもあまり意味がありません。
「やりたいことなら『まず3年』」というのが妥当でしょう。
「とりあえず」というのは「とりあえず部下にはそう言っとこ!」の「とりあえず」なんじゃないですかね?なんて思いましたが。
「石の上にも3年」なんてことわざがあるように、なんとなく「3年」って意味のある時間な気がする…みたいな
冒頭のツイートに出ていた上司のように「なぜ3年なのか」答えることができない人達は「とりあえず3年」以上特に変わりなく働き続けられた人たちなんだと思います。
そう言う上司が多いから「なんだよ3年って!」ってなってしまうのでしょうね。
でも、「3年同じ業務で働く」というのは、とても価値のある経験になると、私は思います。
【筆者の場合】
私は今2年目の後半、PCDAのDの時期にあたります。
右も左もわからなかった1年目から、自分で業務を管理できるようになり、自分にとってやりやすい働き方や改善点が見えてきています。
これは来年も私は変わる。ここでやめるのはもったいなすぎる!
と、なんだか確信しています。
そういうわけで私はまだ今の仕事を続けたいと思うのです💪(⌒▽⌒)
皆さんも、無理は禁物ですが、「上司がそう言ったから…」ではなく、
自分で「どうしたいか」考えてみてください。
考えるのは楽しいですよ!
*1:ブロガーの人に評価をいただいた私の得意技👇
https://twitter.com/blogger_no_hito/status/1041848130977660928